データベーススペシャリスト試験

企業活動を支えるデータベースシステムを開発して運用するスペシャリスト

高度なIT人材の中でも、特にデータベース関連の技術を持つ人のスキルを証明するための検定試験が、このデータベーススペシャリスト試験です。
企業の中でデータベースというのはとても重要な役割を果たしていて、顧客管理や商品の管理などはしっかりとしたデータベースシステムがないと成り立ちません。
膨大な情報をどのように蓄積していき、それらを安全かつ効率よく運用していくかは、システムがどのように組まれているかによります。

そのため、この重要なシステムを構築して効率よく運用するためのプランを立て、実際にその開発に携わる人のスキルを見るのがこのデータベーススペシャリスト試験となります。
企業や機関によってどのような形でデータベースシステムを作っていったら良いかは異なりますので、その目的に応じて適切な手法を選択して、システムの設計図を作ること、具体的に開発を進めていくことが重要になります。
そのため検定試験では、単にシステムに関する知識や技術があるというだけでなく、様々な事情を考慮して適切な判断ができる能力があるかどうかが見られます。

難度が高い検定試験

高度な知識と技術と共にこうした判断能力も求められるため、検定試験の難度は高く、17パーセント程度の合格率となっています。
現場での実務経験がある人でないと、なかなか試験にパスすることは難しいでしょう。
また、幅広い範囲の知識が問われるばかりでなく、最新のデータベースに関する情報を持っていることが重要になりますので、過去問の傾向を練ると共に、最新の技術にはどんなものがあり、どのようにその技術を使うことができるかを考えることも試験対策としては重要です。

さらに、運営側である企業が使いやすい形でシステムを構築するだけでなく、顧客データなどの分析を行うことも重要となりますので、システム構築とは異なる分析技術も問われます。
実際の業務の中でどのように技術を用いていけるかが重要なポイントとなりますので、実地の業務も一つの試験対策となります。

選択肢と記述式の問題が出される二日間の試験

試験の範囲が広いため、四つの課程に分かれて試験が実施されます。
四択式の問題と記述式の問題とがあり、合計で2日間に及びます。

記述式の問題では、具体的にどのようにシステムを構築していくべきかという実践的な内容が扱われますので、いろいろな問題を事前に解いて、この形式に慣れておくと良いでしょう。
試験時間も長いので、集中力を保てるような心構えも試験対策として重要なポイントとなります。
しっかりとした準備をして、合格を目指しましょう。