ネットワークスペシャリスト試験

ネットワーク技術に特化したIT技術試験

IT関連の技術試験はかなりの種類がありますが、このネットワークスペシャリスト試験は、ネットワーク関連技術に特化した検定試験です。
もちろん、プログラム言語などの情報処理技術についての基礎的な技術は共通して必要となりますが、あくまでどのように効率よく、かつ安全なネットワーク環境を構築できるかということを主眼とした検定試験となっています。

企業や様々な機関ではITネットワークを構築する必要がありますが、それぞれの団体でネットワークを利用する目的が異なりますし、必要とされるサービスも千差万別です。
さらに、セキュリティーのレベルや使用される規模なども異なりますので、それぞれの現場においてエンジニアが適切な判断を行い、どのようなネットワークを作り上げるかを考えなくてはなりません。
そこで、このネットワークスペシャリスト試験では、単に総合的な技術を持っているということではなく、それぞれの状況に合わせて必要なネットワーク環境というのはどのようなものかを判断して、実際に構築できるエンジニアなのかどうかを問うものとなっています。

ネットワークの構築を完結できる技術が求められる

ネットワーク技術に関する検定試験はいくつかありますが、この検定はあくまでその分野のスペシャリストとしての証明を与えるものです。
そのため、ネットワーク構築の特定の部分を担当できるという限定的なスキルではなく、それぞれの企業の要望に応じて最適なサービスを選んだり、具体的な設計ができたりすること、さらには通信業者などの関連する技術者を活用して、構築そのものを行えることが求められます。
ネットワーク環境構築の最初の段階から携わり、そのプロジェクトを完結できるスキルを持っているのが、スペシャリストなのです。

こうした高い基準が求められていることから、このネットワークスペシャリスト試験の難度は高く、しっかりとした実務経験を持っている人でないとパスするのは難しいでしょう。
逆に言うと、この検定試験をパスすることができれば、文句のつけようがないエンジニアとして評価されることになり、様々な現場での活躍が期待されることになります。

かなり出題範囲も広い

ネットワークスペシャリスト試験のレベルは高いので、試験もかなり長時間に及びます。
通算して二日間の試験となり、選択式の問題と記述式の問題が出されます。

出題数自体はそれほど多くありませんが、一つ一つの問題が複合的な知識や技術を問うものですので、範囲がとても広いのが特徴です。
時間をしっかりと取って、試験のための準備を早めに始めて、範囲を網羅できるようにしておきましょう。

応用情報技術者試験

高度な技術を持つIT人材としての能力を証明できる資格

基礎的なIT技術検定試験である基本情報技術者試験をパスしたら、次の目標として応用情報技術者試験を受けることができます。
この検定は、高度なIT関連の技術を持っているということを証明するものとなりますので、より就職や転職に有利になる資格ですし、自分のスキルアップの里程標ともすることができます。

応用情報技術者試験は、IT関連のスキルがしっかりと定まっていて、技術者としての道を歩んでいる人向けの資格とも言うことができて、より実践的なスキルが試されることになります。
単にIT技術を用いてシステムを構築したりソフトウエアをプログラムできるというだけでなく、企業の経営者や担当者と話し合い、必要なシステムについての必要なアドバイスを与えたり、実際にそのプロジェクトを運営できるという総合的なスキルも問われることになります。
技術面だけでなく、経営などの幅広い知識や判断能力を持っていることを証明できる検定試験ですので、キャリアアップを図るのに最適な資格だとも言えます。

中堅のエンジニアとしてのスキルを発揮できる資格

応用情報技術者試験は、大まかなイメージで言うと、プロジェクトのリーダーがいて、そのもとでシステムを開発したり構築を行ったりする仕事をすることを想定したものです。
応用が利くエンジニアとして、経験の浅いエンジニアを引っ張ることもできるようになりますので、中堅どころのエンジニアとも言うことができます。
実際のプロジェクトの中では、こうした中堅どころのエンジニアのニーズはとても大きいので、こうしたスキルを持っていると、様々な企業で重宝されることでしょう。

また、ある程度指針の決まった経営活動やITソリューション構築のプランの中で、独自に情報収取を行い分析し、その上で提案を行えるという能力も持っていることを証明できますので、より経営の中で自分の存在をアピールできるものとなります。
こうしたことから、この応用情報技術者試験は、難度が高めで、実践に基づく知識や能力が求められることになります。

記述式の問題があるので傾向を把握しておく

応用情報技術者試験は、午前と午後の二部に分かれて実施されます。
午前の試験は80問の選択式試験となっています。
一方、午後の試験は11問の記述式となっています。

記述式問題については、より実践的な知識や判断能力が試されるものとなりますので、準備不足だと点数を取ることは難しいでしょう。
しっかりと過去の出題傾向を把握して、どのような形で問題が出されるのか、どのような記述方式だと点数が採りやすいかを確実に知っておくことがポイントです。

基本情報技術者試験

情報処理技術の基本となる知識や能力を問う試験

IT関連の検定試験はいくつもありますが、その中でもこの基本情報技術者試験は、すべてのIT技術の基本となる知識や技術、能力を問うための試験です。
そのため、難度はそれほど高くなく、これからIT分野でのスキルを伸ばしていきたいという人が、とっかかりとして受ける試験としてふさわしいものと言えるでしょう。
また、IT関連技術の基礎となる事柄が出題されますので、学習の出だしとして優れている検定となっています。

特に受験に当たっての制限はありませんので、誰でも受けることができて、情報関連のクラスを取っている高校生なども受験することが多い試験となっています。
そのため、例年受験生の数が多く全国で試験が実施されています。
最寄りの場所でも試験会場を見つけられる可能性が高いので、IT関連試験の中でも気軽に受けられるものです。

システム、ソフトウェアの設計がある程度できる人材を評価する検定試験

基本的な技術を問うのが基本情報技術者試験であるとはいえ、ある程度の技術が求められます。
この試験では、指導者の下でシステムやソフトウエアの設計ができることや、企業などの団体の中でシステム構築を行うにあたってアドバイスを与えられるレベルが求められます。
そのため、あくまでIT関連のプロフェッショナルとしての技術が求められますので、簡単な試験だから準備をさほどしなくても大丈夫だと思わないようにしましょう。

当然プログラム言語やITソリューションの仕組みをよく知っている必要がありますし、自分でもある程度のプログラミングができることが条件となります。
就職や転職の際にこの資格を持っていると、少なくても基礎的な技術があるということが証明されますので、採用に有利に働くこともあります。

午前午後に分かれての長時間の試験

基本情報技術者試験は長時間に及ぶ試験となり、出題数も多いので、しっかりと準備をして臨むことが肝心です。
午前と午後の二部に分かれて、150分ずつの試験が実施されます。

午前は4択形式で80問が出題されます。
午後は、複数の選択肢の中から選ぶという形でさらに実践的な問題が出され、やはり150分の試験となります。
問題数も多いですし、広い範囲から出題されますので、過去問をしっかりと分析して傾向と対策を練ることが大事です。
公式ホームページでも過去問が公開されていますので、まずはどのような問題が出るのかを確認した上で、確実に点数を上げられるような効率的な勉強をするようにしましょう。

この資格を取得できれば、さらに上位の検定がありますので、少しずつランクアップしてスキルを上げていくことができます。