情報セキュリティスペシャリスト試験

ニーズが高まっているIT分野のスキルを問う検定試験

IT関連の技術は日進月歩ですので、常に新しい技術、よりレベルの高い技術を持つエンジニアが求められています。
その中でも、この情報セキュリティスペシャリスト試験は注目の検定試験ということができます。
というのも、世界中でインターネット環境が普通のものとなっている今日では、この技術を悪用してサイバー犯罪が発生するケースが多くなっているからです。

使いやすいネットワーク環境を構築するだけでなく、その環境を安全なものとして、安心して企業活動を続けられるようにする必要があります。
しかし、サイバー犯罪をする人たちも、その技術やアイディアを次々と生み出していますので、それに対抗するためには、かなり高度な技術を持っている必要があります。
そのため、情報セキュリティスペシャリスト試験では、確実にネットワークの安全性を確保できる人材としての評価を行い、様々なケースに対応して、確実な環境を構築できることを補償するものとなっています。

この分野における経験も求められる資格

サイバー攻撃は様々な形を採って行われますし、それぞれの企業や団体のネットワーク環境は異なるシステムを持っています。
そのため、情報セキュリティスペシャリストとして、単にセキュリティーに関する高度な知識を持っているというだけでなく、それぞれの環境に合わせてどのようにシステムを構築できるかを判断して、適切な手法を選択できるということが求められます。
検定試験でも、その点が重視され、より実践的な技術を持っているかどうかが問われます。

さらに、セキュリティー対策に関する技術や知識を持っているということだけでなく、この分野における法的な基礎知識も持っているかどうかということも問題となります。
セキュリティーに関するかなり広い範囲に亘るスキルが試されますので、試験対策はどの分野も漏らすことなく、きちんとどの分野も網羅することが必要です。
こうしたことから、この情報セキュリティスペシャリスト試験の難度は高く、単に資格を取りたいから学習をするという人では取ることはできず、現場での実践を積んでいる人向けのものとなっています。

四択と記述式の問題が出される

この情報セキュリティスペシャリスト試験は、全体で二日間に及び、40分から120分までの試験日程が組まれています。
それぞれの日程の中で、30問の四択式の問題と、2問から3問の記述式の問題が出されることになります。
どの問題も難度が高いものですが、特に記述式の問題については、様々な分野の知識と判断力が問われる複雑なものですので、総合的な力を身に着けないと合格はおぼつきません。

ネットワークスペシャリスト試験

ネットワーク技術に特化したIT技術試験

IT関連の技術試験はかなりの種類がありますが、このネットワークスペシャリスト試験は、ネットワーク関連技術に特化した検定試験です。
もちろん、プログラム言語などの情報処理技術についての基礎的な技術は共通して必要となりますが、あくまでどのように効率よく、かつ安全なネットワーク環境を構築できるかということを主眼とした検定試験となっています。

企業や様々な機関ではITネットワークを構築する必要がありますが、それぞれの団体でネットワークを利用する目的が異なりますし、必要とされるサービスも千差万別です。
さらに、セキュリティーのレベルや使用される規模なども異なりますので、それぞれの現場においてエンジニアが適切な判断を行い、どのようなネットワークを作り上げるかを考えなくてはなりません。
そこで、このネットワークスペシャリスト試験では、単に総合的な技術を持っているということではなく、それぞれの状況に合わせて必要なネットワーク環境というのはどのようなものかを判断して、実際に構築できるエンジニアなのかどうかを問うものとなっています。

ネットワークの構築を完結できる技術が求められる

ネットワーク技術に関する検定試験はいくつかありますが、この検定はあくまでその分野のスペシャリストとしての証明を与えるものです。
そのため、ネットワーク構築の特定の部分を担当できるという限定的なスキルではなく、それぞれの企業の要望に応じて最適なサービスを選んだり、具体的な設計ができたりすること、さらには通信業者などの関連する技術者を活用して、構築そのものを行えることが求められます。
ネットワーク環境構築の最初の段階から携わり、そのプロジェクトを完結できるスキルを持っているのが、スペシャリストなのです。

こうした高い基準が求められていることから、このネットワークスペシャリスト試験の難度は高く、しっかりとした実務経験を持っている人でないとパスするのは難しいでしょう。
逆に言うと、この検定試験をパスすることができれば、文句のつけようがないエンジニアとして評価されることになり、様々な現場での活躍が期待されることになります。

かなり出題範囲も広い

ネットワークスペシャリスト試験のレベルは高いので、試験もかなり長時間に及びます。
通算して二日間の試験となり、選択式の問題と記述式の問題が出されます。

出題数自体はそれほど多くありませんが、一つ一つの問題が複合的な知識や技術を問うものですので、範囲がとても広いのが特徴です。
時間をしっかりと取って、試験のための準備を早めに始めて、範囲を網羅できるようにしておきましょう。

応用情報技術者試験

高度な技術を持つIT人材としての能力を証明できる資格

基礎的なIT技術検定試験である基本情報技術者試験をパスしたら、次の目標として応用情報技術者試験を受けることができます。
この検定は、高度なIT関連の技術を持っているということを証明するものとなりますので、より就職や転職に有利になる資格ですし、自分のスキルアップの里程標ともすることができます。

応用情報技術者試験は、IT関連のスキルがしっかりと定まっていて、技術者としての道を歩んでいる人向けの資格とも言うことができて、より実践的なスキルが試されることになります。
単にIT技術を用いてシステムを構築したりソフトウエアをプログラムできるというだけでなく、企業の経営者や担当者と話し合い、必要なシステムについての必要なアドバイスを与えたり、実際にそのプロジェクトを運営できるという総合的なスキルも問われることになります。
技術面だけでなく、経営などの幅広い知識や判断能力を持っていることを証明できる検定試験ですので、キャリアアップを図るのに最適な資格だとも言えます。

中堅のエンジニアとしてのスキルを発揮できる資格

応用情報技術者試験は、大まかなイメージで言うと、プロジェクトのリーダーがいて、そのもとでシステムを開発したり構築を行ったりする仕事をすることを想定したものです。
応用が利くエンジニアとして、経験の浅いエンジニアを引っ張ることもできるようになりますので、中堅どころのエンジニアとも言うことができます。
実際のプロジェクトの中では、こうした中堅どころのエンジニアのニーズはとても大きいので、こうしたスキルを持っていると、様々な企業で重宝されることでしょう。

また、ある程度指針の決まった経営活動やITソリューション構築のプランの中で、独自に情報収取を行い分析し、その上で提案を行えるという能力も持っていることを証明できますので、より経営の中で自分の存在をアピールできるものとなります。
こうしたことから、この応用情報技術者試験は、難度が高めで、実践に基づく知識や能力が求められることになります。

記述式の問題があるので傾向を把握しておく

応用情報技術者試験は、午前と午後の二部に分かれて実施されます。
午前の試験は80問の選択式試験となっています。
一方、午後の試験は11問の記述式となっています。

記述式問題については、より実践的な知識や判断能力が試されるものとなりますので、準備不足だと点数を取ることは難しいでしょう。
しっかりと過去の出題傾向を把握して、どのような形で問題が出されるのか、どのような記述方式だと点数が採りやすいかを確実に知っておくことがポイントです。